はしばしに英語使うが話せない(櫻井誠子)
2013年9月15日付『毎日新聞』の「仲畑流万能川柳」で秀逸に選ばれた作品です。奇しくも私と同じ市に住む人の作品である。
外国語を取り入れて同化することは従来日本語(日本人)の得意技だ。しかし、だからといって外国語をどんどん取り入れていいという法はない。
私の経験では、れっきとした日本語があるにもかかわらず馴染みのない横文字をわざわざ使う場面に出くわすと、ウソや誇張を感じる。いかがわしさを感じると言ってもいい。したがって、「だまされないぞ」と内心身構えたり眉につばを付けて話を聞いたりする。
冒頭で紹介した川柳は、横文字を使う人への目線だ。横文字をわざわざ使う人はこういう目で見られていることを自覚するほうが身のためだろう。
「生兵法はけがの元」ということわざを思い出すといいかもしれない。

